意外と知らない!?神社に関する基礎知識

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最終更新日 2023年5月12日 by plexus

「神社に関する知見を深めたい」
「参拝のマナーや作法を全く知らない」
「神社本庁について知りたい」

日本各地にある神社は、神道の神様を祀る場所です。
初詣や七五三などのイベントのときに訪れることもあり、日本人の生活に深く関わっているスポットです。
神道の宗教施設でもあり、日本全国に約10万ヶ所建てられています。
神道は日本発祥の宗教で、多くの神様を信仰するのが特徴です。
山や森、石や木など自然のものや、特定の人物など様々なタイプのものを信仰していきます。
この世にあるものには神が宿ると考えていて、八百万の神々という言葉が生まれたのは神道からと言われています。
ですから場所によって信仰しているものが違い、歴史上の人物などが祀られている場所も多くあるのです。

神社本庁について調べてみました。

神社本庁における作法を確認しよう

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神様の中でも最高位とされている天照大神

神様の中でも最高位とされているのが天照大神ですが、基本的には教祖は存在しません。
決められた教えなども特にないので、「道」という言葉が使われているのです。
説法などの決まりもないので、祈祷をするときには感謝の言葉を述べるのも特徴的です。
建物の中には鳥居や社号標、手水舎と社務所、本殿や拝殿、舞殿などがあります。
鳥居は神社のシンボル的なもので、神域との境界の目印となっています。
2本の柱と横木のみで構成されていて、赤く色づけられています。
シンプルな見た目のものから、豪華な装飾が施されているなど場所によってデザインが変わっているのです。
社号標は境内の入り口にあるもので、名前や社格などが記載されています。

手水舎は訪れた人たちはまず立ち寄るのがマナー

手水舎は参拝前に手と口を清める水が流れている場所で、訪れた人たちはまずここに立ち寄るのがマナーです。
社務所はスタッフなどが事務作業を行うところで、お守りや神札の販売もしています。
正式な参拝をしたいときにはここに立ち寄って、申し込みを行います。
本殿はご祭神を祀っているエリアで、拝殿の奥の方にあるのが一般的です。
参道からはなかなか見ることは出来ませんが、建設様式によっては遠くから眺めることも可能です。
建てられた時代やエリアによって、様々なデザインがあります。
山や森などを信仰しているところでは、本殿が無いことも珍しくありません。
拝殿は本殿の前に建てられている、礼拝のための建物です。
本殿よりも大きめに出来ていることがほとんどで、正式拝殿のときに利用します。

神社で販売されているお守りや破魔矢、絵馬

正式拝殿のときには中に上がって、玉串を捧げる儀式をします。
舞殿は神楽などの芸能を奉納するエリアで、平安時代から造られるようになりました。
鎌倉時代には多くの神社に普及し、色々な神社の施設として建てられるようになったのです。
お守りや破魔矢、絵馬は、神社で販売されているアイテムの一つです。
お守りは神札が入っていて、いつでも持ち歩けるようにコンパクトなサイズになっています。
中身を守るために丈夫な布で出来ていて、施設内で買うことが出来ます。
昔は首から下げて持ち歩くのが一般的でしたが、近年はより使い勝手の良いデザインや形に変化しているのが嬉しいポイントです。

破魔矢は通り魔を追い払うという意味がある

破魔矢は通り魔を追い払うという意味があり、縁起物とされています。
弓とセットになっているのが本来の形で、古くは男児の初正月祝いのアイテムでした。
絵馬は自分の目標や夢を書いて、神様に誓いを立てます。
長い歴史の中では願い事を叶えるためには馬を奉納し、祈りを捧げていました。
馬を用意する手間や費用がかさむことから木や粘土で馬を作っていた時期もありましたが、奈良時代になると板の絵馬が奉納されるようになったのです。
おみくじも販売されている商品の一つで、生活の指針になるようなアドバイスが書かれています。

神主と巫女

内部で仕事をしているのは、神主と巫女です。
神主は神職とも呼ばれる人たちで、神様に仕える形になります。
その中でも責任者となるのは、宮司です。
祭事や社務、祈祷などの役目を果たします。
神主を支えてサポートするのが、巫女です。
巫女は女性がなれるもので、イベントのときには神楽を担当します。
その他にもおみくじやお守りの販売、参拝の受付などの仕事をこなしているのです。

参拝のマナーや作法について

参拝したいときには入り口となる鳥居の前で一礼をして、参道を歩いて拝殿に向かいます。
このとき参道の中央は歩かずに、端の方を通るようにしましょう。
場所によっては真ん中の道は神様が通るとしているところもあるので、なるべく中央は避けるようにします。
左右どちらでも構わないので、端を歩いて失礼のないようにします。
鳥居をくぐり抜けると手水舎が見えてくるので、口と手を軽くすすいで清めるようにしましょう。
右手で柄杓を持ったら、左手を洗う順番です。
さらに柄杓を持ち替えて、右手を洗います。
左手で水を受けて、軽く水を口に含んで清めるのも忘れてはいけません。
拝殿に行ったらお賽銭を入れていて、鈴を鳴らします。
鳴らすことで神様を呼び寄せて、願い事を聞いて貰うのです。
その後は二拝二拍手一拝をして、参拝します。

まとめ

深いお辞儀を2回ほどして、手を合わせます。
次に2回拍手をして、もう一度お辞儀をしましょう。
何か伝えたいこと、お願い事があるときには最後に祈るのが正しいやり方です。

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