最終更新日 2023年5月12日 by plexus
一戸建て住宅に住んでいると、外壁塗装の営業マンなどが時折やってくることもあるかもしれません。
特に築10年以上の住宅においては、頻繁にセールスマンがやってきて「外壁塗装をしませんか」と勧誘してきます。
一般的には15年程度
これに関しては、知識のない人ならば特に必要はないと感じるかもしれません。
実際どれぐらいの頻度で外壁をきれいにしたら良いかは諸説あるものの、一般的には15年程度とされています。
これは、塗料が劣化してくるのがそれぐらいの時間が経過した時だからです。
例えば、2010年に住宅を建築した場合、その住宅の見た目は非常にきれいです。
ところが5年も経過すると、北側にコケなどが張り付いてくることもあるでしょう。
特に、梅雨の時期等は苔が生えやすい傾向にあるかもしれません。
壁にクロックと呼ばれるものが生じる
そして、10年以上経過すると、壁にクロックと呼ばれるものが生じるケースもあります。
クロックとは、ひび割れのことを意味しています。
感情に作られた外壁でも、10年も経過すれば劣化することもあるわけです。
このクロックが非常に厄介で、ひび割れに水が入ってしまうと住宅の壁の内部に大きなダメージを与えることになるでしょう。
そのため、外壁等を定期的に見ておき、クロックがないかを確認しておいた方が良さそうです。
ただ、塗料によってはかなり長持ちするものもあります。
例えば、フッ素系の塗料などを用いると20年ぐらいは外壁の塗装をしなくても問題ないことがあります。
フッ素系塗料や光触媒塗料は長持ちする
このように長持ちする理由は、特殊な素材が利用されているからです。
もし、住宅を建築した時フッ素系塗料などを使った場合には、いくらセールスマンが来たとしても20年ぐらいは放置していても問題ありません。
それ以外にも、光触媒塗料といったものもやはり20年ぐらい長持ちするものです。
一方で、アクリル系の塗料を使うと、10年程度で劣化する恐れがあるため、通常よりも早めに塗装をし直さなければいけません。
外壁塗装する場合にかかる費用ですが、使う塗料によって大きく異なります。
もし迷った場合には、一般的によく使われているシリコン型のものを利用すると良いでしょう。
シリコン型の塗料を利用すれば、おおむね15年ぐらいは長持ちします。
ただ、建物の場所によってはそこまで長く持たないケースもあるかもしれません。
まとめ
例えば、海の近くなどは潮風が吹くためサビ安く金属系のサイディングなどを利用している場合やあるいは金属がむき出しになっている設計の場合、耐久力が下がってしまいます。
この場合には、ある程度頻繁にチェックをして必要あらば塗装をしてもらったほうが良いでしょう。