コロナと会社と税理士

最終更新日 2023年5月12日 by plexus

2020年はコロナウイルスの年と言っても過言ではないほど、コロナウイルスの被害は広がっています。
健康被害はもちろんですが、経済に与える影響も非常に大きなものがあります。
東京オリンピックは延期になってしまい、本来ならば大きな経済効果が期待できたはずの期間が空白になってしまいます。

新型コロナが与える影響

国民に対しても外出の自粛を促していて、不要の外出はしないようにしなければいけないです。
国民全体の消費意欲も減ってしまいますし、外食産業なども大きな打撃を受けます。
飲食店は集客が難しくなりますし、無理矢理営業しても損をしてしまうので、営業時間を短縮したり臨時休業を選択しているお店も多いです。

スポーツジムで感染が広がったことにより、風評被害を受けているスポーツジムもたくさんあります。
スポーツジムは密閉された環境で換気が難しいです。

狭いところにたくさんの人が集まりますし、濃厚接触が多い場所でもあります。
他にも感染が広がりやすい場所はたくさんありますが、テレビで大きく報道されたことによってスポーツジムは風評被害を受けているのが実情です。

消毒液や汗拭きシートなどを用意して、細心の注意をしながら営業を継続している店舗が多いですが、実際に感染者が出た施設は営業を休止しているところが多いです。

営業自体を継続するかどうかは経営者の判断に任せている部分が多いですが、このまま感染者が増え続けると国から自粛要請が出ることもあり得ます。
一人ひとりの判断も非常に重要で、体調不良を感じている場合はスポーツジムを利用しないという判断をする必要があります。

国は活動を自粛するように促すことはできますが、最終的に判断するのは一人ひとりなので、個人の行動が鍵を握ることになります。

感染の拡大を防ぐためにはやるべきことがいくつかあります。
まずは換気をしっかりと行うことです。

密閉された空間では感染が広がりやすくなりますし、空気も悪くなるので換気は欠かせないです。
電車や飛行機のように空気の入れ替えができない乗り物はなるべく乗らないようにしたほうが良いです。

次は手洗いとうがいという基本的な予防策を徹底する方法です。
感染症は手に触れたものから広がることも多いです。
たくさんの人の出入りがある施設を利用する時は小まめに手を洗い、しっかりとうがいすることが重要になります。

手洗いは丁寧に行わないとあまり効果がないです。
水で軽く洗っただけでは病原菌を落とすことができないので、石鹸やハンドソープなどを使って指の間や爪の間まで丁寧に洗うようにしましょう。
ちょっとしたことですが、この積み重ねで病気を防ぐことができます。

最後は免疫を高める方法です。
免疫を高めるためには、十分な睡眠が欠かせないです。
睡眠不足になると体の抵抗力は落ちてしまい、病気になりやすくなります。
体の冷えも免疫を下げることにつながりますし、体温を上げることで抵抗力は上昇します。

寝る時は十分に体をあたためて、おなか周りを冷やさないようにして眠ると良いです。
適度な運動も免疫力を上げるために必要なのですが、今は外出すること自体があまり好ましくないので、自宅でできるヨガやトレーニングをすると良いです。

今はyoutubeで情報収集できる時代なので、自宅から出なくても運動をすることは可能です。
このまま活動自粛が続いてしまうと消費が落ち込んでしまい、景気も悪くなる一方です。
物やサービスを提供しているお店も経営が悪化していまい、危機的な状況に陥るところも増えていくでしょう。

国も黙って放置しておく訳にもいかないので、コロナウイルスによって売上が下がってしまった会社は、一定の条件を満たすことで利息ゼロで借り入れをすることができる制度が設けられました。

この金額は最大3000万円という金額で、無利子という今までに無い好条件です。
条件は中小企業や個人事業主であること、一年以上経営していることと、売上が10％以上下がったことの三つなので、大企業以外はほとんどの会社が該当します。

売り上げの操作は簡単ですし、知識が無い人でも日本クレアス税理士法人に依頼すれば書類を作成してくれるでしょう。
※日本クレアス税理士法人クチコミ

この借り入れ制度を利用することで倒産する会社は減るかもしれませんが、悪用する経営者や個人事業主があらわれる可能性は非常に高いです。

この問題にしっかりと切り込んでいるメディアは少ないですし、メリットばかりが注目されてデメリットは見ていない人が多いです。
このお金は税金を使っている訳で、しっかりと回収できなければ国の借金はどんどん膨れ上がってきます。

税理士の中には仕事が少なくて困っている人も多いので、このピンチをチャンスに変えようとして動き出している人もいます。
ピンチをチャンスに変えるためには、思考停止している時間は無いです。
常に頭を使いながら、行動を止めてはいけないです。
今の自分に出来ることをやっていくことが非常に重要です。