前田氏に聞いた!新型コロナウイルスのために知っておくこと

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最終更新日 2023年5月12日 by plexus

中国に留まらずアジアの各地やアメリカ、オーストラリアやフランスなどにおいても新型コロナウイルスが確認されている上に日本も例外ではありません。

新型コロナウイルスというのは、これまでに人において感染している事実が確認されていない新種のウイルスによる感染症であり、動物と動物の間に限らず人に対しても感染症が引き起こされます。

人に対し症状を引き起こすものとしては6種類が知られていて、重い呼吸器疾患に繋がる事例があるのはSARSやMERSで、その他は感染した場合でも風邪の軽い症状で収まると専門家の前田裕幸氏は解説しています。

前田裕幸~グローバルコメディアンへの思い~

 

感染者が感染する理由

感染者が感染する理由は飛沫感染と接触感染の2つが挙げられ、飛沫感染は感染している方が咳やくしゃみなどを行った時に飛び散るつばと共にウイルスが体外に放たれてしまい、鼻や口から飛沫を吸い込んだ他者がウイルスに感染する事です
飛沫感染が起こりやすい場所は、満員電車や学校のように多数の人々が近い距離感で過ごす場所に多く、演劇などを楽しむ目的で訪れた劇場で見舞われる事もあります。

接触感染は感染している方が咳やくしゃみをした時に口元を手で覆う事により、手に付着したウイルスを様々な場所に移動させてしまう事です。

接触感染が起こりやすい場所はバスや電車に備え付けられている手すりやつり革、スイッチやドアノブなどで咳やくしゃみなどにより手にウイルスが付いてしまった方が触れてウイルスを移動させた後他の方が触れ、触れた手で自身の鼻や口に触れる事によって感染する仕組みです。

 

手洗いとマスクの使用を徹底すること

このように感染する経路には飛沫感染や接触感染といった2つがありますが、予防すべく求められるのは手洗いとマスクの使用を徹底しつつ、咳をする時のエチケットにも気を配る事です。

バスや電車などの公共交通機関の手すりやつり革は不特定多数の方々が触れている場所なので、触れた後には自身の手にも付着していると考えて出先から帰宅した際や料理時、食事前には入念に手を洗うようにしましょう。

手洗いをする時にはすぐに石鹸を使う事が大切ですが、最初に石鹸を手に取るのではなく蛇口から流れ出る流水にて前もって両手を濡らしておいてから、石鹸を手に取り両手の手のひらをしっかりと擦ります。

手のひらを洗い終えたら手の甲を指先に向かって伸ばすようにしながらこすり洗いをし、続いて指先と爪と皮膚の間もこすり洗いを行います。

その後各指の間も洗っていきますが、各指の間を洗う時には親指を洗い忘れてしまいやすいので、片方の手で握り込むようにして親指を捻るように洗っていきます。

両手の親指まで洗い終えたら両手の手首も握り込むようにして洗い、多くの流水で石鹸を流し終えた後綺麗なタオルまたは使い捨てられるペーパータオルで拭き取り乾燥させれば完了です。

同じく手に関して大切なのは、爪と皮膚の間にウイルスが入り込んで留まらないように常に短く切っておく事や、腕時計と指輪を外して洗う事です。

 

睡眠とバランスのよい食事が大切

また、人間は免疫力が低下していると新型コロナウイルスを含むウイルスによる影響を受けやすくなるので毎日十分に睡眠時間を確保するようにしつつ、バランスに優れている食事を頂くようにしましょう。

そのように就寝する時や、自宅でゆっくりと過ごす時には室内の湿度が低すぎて乾燥状態になっていると粘膜の働きが低下しウイルスが粘膜に付着しやすくなるため、乾燥状態になりやすい環境下では加湿器を使用して50%から60%の湿度を保つ事も大切です。

このように自身が予防する事はもちろん、新型コロナウイルスによる感染者を増やさないためには積極的にマスクを着用する事も欠かせません。

マスクを使用する事でくしゃみや咳によって病原体を広げてしまう事を有効的に防ぐ事ができるため、くしゃみや咳の症状が出ている方は率先してマスクの使用が求められます。

咳やくしゃみが出そうな時、マスクを着用しているのならマスク内にて行い収まったら新しい物に取り替えると良いですが、マスクを着用していない時にはティッシュを使用して口と鼻をカバーしましょう。

ティッシュを用意する余裕が無い時には、着用している上着の中や肘を顔の前に持ってきて行うと他の方々に広げてしまう事が防げます。

 

まとめ

他にも、くしゃみや咳が出そうになった時には物理的に他の人々から距離を置いて人が居ない所に移動する事も大切です。

さらに、予防をするために有効性が高いマスクは正しい使い方をしなければ元来の働きが得られないので、先にゴム紐を耳に掛けてしまうのではなく最初は口と鼻に密着させてからゆっくりとゴム紐を引っ張って耳に掛けるようにし、耳にゴム紐を引っ掛けた後は隙間が生まれないように微調整を行います。

感染者が世界で確認されている様子から対策を目的にした設備や環境も整えられており、新型コロナウイルスのような症状が感じられた時には相談センターに連絡するようにしましょう。

相談センターに寄せられた相談の内容を参考にして新型コロナウイルスが疑われる際には、適する診察ができるように様々な調整や手配をしてくれます。

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