金の効率的な売買について

最終更新日 2023年5月12日 by plexus

①実物資産は高値で売買できる時期を狙う

金は実物資産として価値があるため、資産の一部として保有したいと考える人も多くいます。

株式や債券の値動きとはあまり連動せず、リスクを分散することができます。

有事の際に頼りになる資産ですが、購入方法には様々なものがあります。

効率的に売買を行うためには、事前に購入方法などのポイントを理解することが大切です。

円やドルなどの法定通貨は発行主体である国家の信用によって価値が認められています。

その国の政治や経済の状況によって通貨の価格は日々変動することになります。

仮に財政状況が悪化して債券が債務不履行になる可能性があると、通貨の信用力も低下します。

通貨の信用力が下がると、投資家は資産を別の形に移すため売却することになります。

その結果として価値が大きく下がってしまいます。

一方で鉱物の場合は法定通貨のような発行主体が存在しません。

実物資産自体に価値があります。

政治や経済の状況が変化しても実物資産の価値が全くなくなるということはなく安定しています。

いざというときの備えとして実物資産は有効です。

さらに時期を待って高値で売買することもできます。

実物資産は株式などと異なり長期的な視野に立って資産運用を行うのに適しています。

有事の際には実物資産を保有していると安心です。

②株式や債券の投資方法とは異なる利益の取り方

株式や債券が値下がりするような局面では、逆に買われる傾向があります。

ある国の政治や経済の状況が不安定となり株式や債券の信用力が低下しても、実物資産はあまり影響を受けません。

安定した資産価値があるため、不況などの場合に買われやすいという特徴があります。

実物資産を求める投資家が増えるほど価格も上昇するので、経済が不況となった場合でも利益を得ることができます。

基本的に株式や債券などの値動きとは連動しないため、資産の一部として保有するとリスク分散にもなります。

株式や債券が値下がりしても、逆に値上がりすることがあり資産の目減りを防ぐことができます。

実物資産は発行主体が存在しないため、株式や投資信託のような定期的な配当などはありません。

株式などを保有することで得られる利益は、一般的にインカムゲインと呼ばれます。

実物資産は基本的にキャピタルゲインだけを目的とします。

キャピタルゲインとは売買によって得られる利益のことです。

定期的なインカムゲインがある場合は、再投資してさらに利益を増やすことができます。

資産運用を行う場合には株式などと実物資産のバランスを考慮することが重要です。

リスクを抑えて効率的に投資を行うためには、一定の実物資産を保有する必要があります。

③世界基準と国内基準では異なる金価格

一方でハイリスク・ハイリターンな投資を求める場合には、株式や投資信託などで資産運用を行います。

実物資産を主体とする場合と比較してリスクは大きくなりますが、より多くの利益を得ることができます。

金の価格はアメリカドル建てのものが世界標準とされています。

国内の価格も国際価格と連動しており、円建てに換算されます。

国際価格はドルの信用が低下すると相対的に上昇します。

ドルの信用が低下する場合には、円高・ドル安となります。

国内価格は為替の影響を受けることになります。

円高の場合は価格が下がり、円安になると価格が上昇します。

アメリカドルの信用が低下すると、ドルが売られて円が買われます。

そのため円高・ドル安になり金の価格は低下します。

アメリカドルの信用が高まると、ドルが買われて円が売られます。

円安・ドル高になるので実物資産の価格も上昇することになります。

最終的にはドルの信用と国際価格、為替の影響によって国内価格が決定されます。

アメリカドル建ての国際価格が上昇しても、円建ての国内価格は為替の影響であまり値上がりしない場合もあります。

始める前に知っておきたいゴールド投資の種類

金を購入する方法は3種類に分類できます。

ゴールドリンクなどが販売している純金積立は一定額を毎月積み立てる方法です。

国内価格は毎日変動しており、価格が高い月は少ない量を購入します。

反対に価格が低い月は多くの量を購入することになります。

毎月一定額を購入する方法は、一般的にドル・コスト平均法と呼ばれます。

購入単価が平均化されるので、長期的にリスクを抑えることができます。

業者によっては毎月1000円から購入することが可能です。

多額の資金がなくても投資を始めることができるため人気があります。

一定の数量に達した場合には現物に転換することもできます。

毎月一定額を積み立てる以外に、業者から現物を直接購入する方法もあります。

保管に一定のコストがかかりますが、保有していることを実感することができます。

ETFや投資信託を購入して間接的に投資する方法も存在します。

国内価格や国際価格に連動するものや、為替ヘッジがあるかどうかなどによって様々な種類があります。

購入する際には運用方針を十分確認した上で最適なものを選びます。

証券口座があれば気軽に購入できるというメリットも存在します。

ETFは証券取引所に上場しているので、株式と同じように取引を行うことができます。

さらに投資信託は積立購入も可能です。

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