最終更新日 2023年5月12日 by plexus
ローンの審査に通るかどうか?
不動産の経営をしたことがありますが、予想以上に難しいものだと感じました。
ここでは、そのときに感じたことや、不動産を経営するときに重要になるポイントについて書きたいと思います。
私がまず行き詰ったのは、ローンの審査でした。
借りようと思っていた銀行の審査に通らなかったのです。
年収の条件は満たしていましたが、それ以外の部分でダメだったようです。
わたしはどうしてもマンション経営がしてみたかったので、信販会社で借りてしまいました。
今思えばそれが最大の失敗だったと思います。
信販会社でローンを通すのはやめておく
マンション経営では一般の人が思っている以上にコストがかかります。
そのうち最大のコストがローンの利息ではないでしょうか。
銀行のローンでは金利が1.0%~2.0%くらいとなっていますが、信販会社の中には5.0%を超えるところもあります。
計算をしてみるとなんと300万円以上も損をしていました。
銀行のローンの審査に通らなかった時点で見直すべきだったでしょう。
各種税金と管理費でかなりコストがかかる
他には、都市計画税・固定資産税、管理費などがかかります。
すべてのことを自分でやるのはハードルが高いので不動産会社に一部のことを任せる必要があります。
新しい物件ならば維持費・修繕費はそれほどかかりませんが、古い物件の場合には維持費・修繕費も高額になります。
築年数が20年を超えてきたら気をつけたほうがよいです。
場合によってはリフォームもしなければなりません。
詳細は「介護不動産」を参照
サブリース契約に関してトラブルも
マンション経営では、基本的にすべてのことを管理会社にまかせるということも可能です。
例えば、サブリース契約を結ぶという方法です。
しかし、近年ではサブリース契約に関してトラブルもたくさん起きているということがわかってきています。
私は、最初にセミナーなどに参加をしてもっと知識を身につけておくべきだったと反省しています。
長期的に安定して収入を得られると思っていたのが、結局500万円くらいの損をすることになってしまいました。
それでも、自己破産をせずにすんだことはラッキーだったと言えるでしょう。
ほとんど知識がない状態で投資をするべきではないと学びました。
物件選びで50%は成功が決まる
しかし、素人でもマンション経営で成功する可能性を上げる方法があります。
不動産経営は最初の物件選びで50%は成功が決まると言われています。
素人でも優良な物件を選ぶことに成功すれば、あとは放っておいても入居者が入ってくるという状態になります。
優良な物件はだれもが住みたいので、特別な努力をしなくても応募者は殺到するからです。