最終更新日 2023年5月12日 by plexus
少子化について
最近、外で遊ぶ子供をあまりみなくなりました。
学校現場でも校舎自体が減ってきて、全校生徒の数がどんどん減ってきていることも貧著です。
1 少子化とはどういうことか?
少子化というのは、出生率の低下によって子どもが少なくなることを言います。
専門的な用語で解説すると、合計特殊出特殊出生率が人口置換水準を下回る状態が続いている状態のことを言います。
2 どういった問題が起こりうるか?
1 人口減少を伴うことで社会基盤の維持が難しくなる
少子化が進行することで人口減少が必然的に進んでいきます。
すると、働く人の数が減ったりすることで会社の維持存続問題にもつながっていきます。
また、専門職に限っては後継者が得られないなどの危険性もあり、今の社会制度の根底を揺るがす危険性にもつながる恐れがあるのです。
社会基盤の維持が難しくなってしまうと、経済面や社会面や生活面など色々なことに支障が出てくるようになってしまうのです。
経済面や社会面や生活面などに現れる支障とは?
例えば次のようなことが考えられるのです。
① 年金額が減る恐れがある
少子化が続くことで、年金制度の安定が危ぶまれています。
自分の払った年金保険額というものは今の高齢者に反映されているという特徴があります。
これは、賦課方式とも言われています。
この方式の場合、現役労働者が今の高齢者を支えているとも言える制度です。
そのため、子供が少ない状況が続くことで現役労働者も減ってしまい結果的にもらえる受給額が年々減っていくという恐れがあるのです。
現在の年金には賦課方式と積立方式の2段階で運営されています。
積立方式というのは文字通り、自分の働いた部分を年金部分に積み立てておくというものです。
この両者をうまく活用していかないと将来の年金に不安が募っていく一方なのです。
② 介護・病院関係者の増加が急務
介護関係者や病院は高齢化が進むにつれ忙しくなります。
さらに少子化が重なることで働く絶対数が少なくなり介護・病院関係者の仕事が厳しくなります。
彼らを支えるサポートをしていくことも大切になってくるのです。
③ 子供むけのゲームや遊び場が少なくなる恐れがある
社会は子供をターゲットにしなくなる傾向へと変動していく場合があります。
そのため、子供中心のゲームや公園といったものが失われる可能性もあります。
実際、ゲームコーナーなどは経営が難しい状況が続いており、反対に大人中心の遊び場に変える傾向も少なからず見られています。
この原因は晩婚化や女性の社会進出など様々な原因が挙げられています。
子供が多くいる環境整備をしていくことは非常に重要なのです。
以前政治家だった畑恵さんは、ずっと少子化問題に取り組んでいます。
※関連サイト・・畑恵