最終更新日 2023年5月12日 by plexus
人にとって嬉しい要素がいっぱいある自然素材の木
自然素材の木には、人にとって嬉しい要素がいっぱいあります。
ペットにとっても嬉しい要素ですから、家族の誰もが恩恵を受けられると言っても良いでしょう。
自然素材の木の中でも、天然無垢材と呼ばれるものは、木の香り成分であふれています。
自然素材の天然無垢材を土台と柱と梁に使用して建築された家は、木の香りに包まれている住まいに仕上がります。
木の香り成分は新築してから弱まりはじめるものの、木ならではの特徴は長続きします。
まさしく木の家と呼ぶにふさわしい住まいです。
木の香り成分で注目したいのは、害虫忌避効果です。
天然の香り成分なので人やペットには無害ですが、害虫にとっては不快な匂いとして感じられるため寄り付かなくなる効果になります。
人にとっては爽やかで心地良い香りなのに、衛生害虫にとっては不快な臭いになる、というのがポイントです。
化学薬品などの芳香剤を使用せずに、自然なまま衛生害虫が近寄らなくなります。
衛生害虫対策には薬剤の購入や殺虫剤の購入と散布など、経済的にも手間としてもコストがかかります。
木の香り成分は衛生害虫に対して忌避効果を発揮すればするほど、経済的なコスト削減効果になります。
衛生害虫が近寄りにくくなった木の家は、衛生的な住環境です。
子育て世代にとっては床や壁を自由自在に歩き回る衛生害虫は子どもへの健康被害が心配です。
殺虫剤を使用したとしても、子どもへの健康被害が心配になります。
家族のアレルギー反応や化学製品の揮発成分による健康への影響を不安に感じずに済むようになります。
もちろん衛生的な住環境を維持するために、必要に応じて化学薬品系の殺虫剤や除菌剤などを使用しても良いですし、衛生のための製品を購入する数量を減らせる効果で家計の負担を軽減できることこそがポイントです。
ご家族皆様が満足して頂けるよう、どんな場所にどのような気を使えばいいのかから皆様と共に注文住宅を建ててまいります。
天然無垢材ならではの木の香り成分は、裸足で暮らしたい人にとっても嬉しい要素になります。
床材を裸足で歩いても安全な状態でいるために、毛羽立ちにくい素材の床材にしましょう。
天然無垢材の中でも柔らか味の感じられる木材は、床材として整備されると毛羽立ちにくく、肌触りが良くなります。
ヒバは裸足で歩いても柔らか味と温かみを実感できる表面で、しかも吸水性も高いので汗を吸収してくれます。
汗を吸収しても不快な匂いの原因にならずに、木の香り成分が維持されるので、芳香剤を設置する必要がありません。
健康面でも安心しやすくなります。
安全面でのポイントとは?
安全面でのポイントは、なんといっても木造建築にとっての不安材料であるシロアリ対策に効果が得られる点です。
結論から言うと、シロアリが寄り付きにくく、シロアリが来たとしても食べられずに済むのが最大のメリットです。
シロアリは土の中で自然に生息している昆虫です。
黒いアリが生息しているように、自然な土があればシロアリが生息しているのは特別な環境とは言えません。
ましてや庭があり、プランターなどを設置していたり、家庭菜園を楽しむなど、槌と触れ合う時間を大切にしている一戸建てであれば、いつシロアリが住まいに来てもおかしくありません。
重要なのは、シロアリを駆逐しなくてもシロアリ被害が発生しないことです。
天然無垢材はシロアリが来ても食べずに通過してしまいます。
新築時は木の香り成分が濃いので近寄ることもないのですが、建築後20年を過ぎてくると香り成分は消えなくても弱まっていますので、庭の環境や隣地の状況によってはシロアリが来ることも考えられます。
木の家はシロアリが来ても食べることなく、被害が発生しないのがメリットになります。
シロアリ被害の究極は、柱や梁を食べられてしまって倒壊の危険性が出てしまうことです。
土台を食べられてしまうとリフォームだけでは対処が困難で、安全のためには建て替えなければならなくなります。
天然無垢材の木の家は、土台が長持ちしますから、築年数の経過と比較して、いつまでもリフォームだけで快適に暮らし続けられる可能性が高いです。
将来的に予算を準備する必要がある
将来的に建て替えなければならないとなると、将来的に予算を準備する必要があります。
更地に一戸建てを新築するときは、新築費用だけで済んだのですが、すでに既設の住宅があるのなら取り壊し費用が必要になります。
更地の状態にするためのコストです。
建て替えとは、新築したときよりも多く費用が掛かるのだと認識しておく必要があります。
木の家で暮らしていて、将来的に建て替えをしなくても済むのなら、住まいに関する予算が少なく済むだけでなく、見通しを立てやすくなるメリットもあります。
家族にとって安心して暮らせる木の家は、両親が高齢者世代になってからの同居にも最適ですし、自分たちの老後の対策にもなります。
子どもが独立してから結婚して、再び同居するようになる場合にも、間取りの変更をすれば快適に同居できます。
もしも長期的に住まいを考えるのなら、特別なリフォームをしなくても済むように、最初からバリアフリー対策も考慮しておくと良いでしょう。